▼粟田の石塔▼ かすみがうら市粟田384

歴史の里石岡ロマン紀行


 風土記の丘の裏手にある波付岩の下側の粟田地区に残された石塔である。安土・桃山時代のものと見られ、このようなものがひっそりと残されているのも不思議である。場所は風土記の丘より恋瀬側に架かる粟田橋(最近立派な橋に建て帰られた)方面に進み橋の手前を右手ゴルフ場方面に少し入ったところにある。染谷地区からすぐであるので、石岡市ではないが少し足を伸ばすのも良いかもしれない。

お堂(写真は以前撮ったものだが、最近行ったら新しくなっていた)

高さ158cmからなる六地蔵型石幢で、竿石・中台・幢・宝珠からなっている。灯籠とされることが多いが、火袋部にあたるものがなく幢を意味する六面の幢に地蔵が彫り出されている。安土・桃山時代頃の作品と考えられ、主に県南地域によくみられるもので、完全な形を保っているのは少なく貴重な石幢(せきどう)である。平成15年10月1日に町(旧千代田町)の指定文化財となる。

(上から宝珠・請花・笠・幢・中台・竿・基礎となる)